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学生の海外旅行におすすめの国と旅費を節約するコツ

学生旅行の最大の魅力は、限られた予算で世界を旅し、異文化を体験できることです。

新しいグルメ、歴史的な観光地、そして現地の人々との交流は、学びの場だけでは得られない貴重な経験を得ることができるでしょう。

物価が安く学生にやさしいアジア諸国では、安い宿泊施設やおいしいローカルフードを楽しみながら、豊かな旅を満喫できます。

予算を抑えつつ、最大限に楽しむ方法を知り、素晴らしい冒険を始めましょう!

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目次

物価が安く学生に人気のおすすめ国

インドネシア(バリ島以外) – 物価が安くて治安も良い

ジョグジャカルタ(インドネシア)のイメージ図
  • 平均予算:1日3,000〜5,000円で生活可

おすすめポイント

  • ジョグジャカルタやスラバヤは観光地より物価が安い
  • 治安も比較的良好で初心者バックパッカーにも優しい
  • ローカルフードは一食300円前後から楽しめる

ボロブドゥール遺跡(ジョグジャカルタ)は8世紀の仏教寺院で、世界最大級の仏教建造物として知られています。日の出鑑賞ツアーは特に人気で、神秘的な雰囲気を体験できます。

ブロモ山は活火山で、砂の海と呼ばれる広大な砂地と壮大な火口を間近で見られる絶景スポットです。サンライズツアーに参加すれば、幻想的な朝焼けも楽しめます。

節約ポイント
  • ローカルのワルン(食堂)を利用すれば食費は一日1,000円程度
  • 長距離移動はバスや電車を利用(飛行機より70%安い)
  • 宿はホステルやローカルのロスメン(民宿)を利用(1泊1,500円〜)

タイ・バンコク – 格安グルメと観光スポットが豊富

バンコクのイメージ図

タイの首都バンコクは、学生旅行に最適な都市のひとつです。以下は、バンコクを楽しむポイントです。

予算の重要ポイント
  • バンコクでは屋台やローカルレストランで、一食あたり300円~500円ほどで楽しめる格安グルメが豊富。特にパッタイ(タイ風焼きそば)やカオマンガイ(海南鶏飯)が人気です。
  • 宿泊もドミトリーや格安ホテルなら1泊2,000円~3,000円で利用可能。
観光スポット
  1. ワット・ポー(涅槃仏寺院)
    巨大な黄金の涅槃仏が特徴の寺院で、タイの文化を感じることができます。
  2. グランド・パレス
    タイ王国の歴代の王が住んだ宮殿で、美しい建築様式が必見です。
  3. チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット
    世界最大級の市場で、お土産から衣類まで気軽にショッピングを楽しめます。

観光とグルメの両方を存分に満喫しながら、リーズナブルな価格で満足感を得られるのがバンコクの魅力です。

ベトナム・ダナン – 物価が安く世界遺産や美しいビーチを満喫

ベトナム(ダナン)のイメージ図

次におすすめなのは、急速に人気が高まっているベトナムのダナンです。美しい自然と歴史的な観光スポットが織り交ざった都市で、学生旅行に最適です。

予算の重要ポイント
  • ダナンではローカルの麺料理やベトナム式サンドイッチ「バインミー」が100円~300円で楽しめます。
  • ホステルやリーズナブルなホテルも充実しており、1泊約1,500円~3,000円で宿泊可能です。
観光スポット
  1. ミーソン聖域(世界遺産)
    古代チャンパ王国の遺跡で、歴史好きにはたまらないスポットです。
  2. ホイアン旧市街(世界遺産)
    ダナン近隣に位置し、ランタンが灯る美しい街並みがロマンチック。夜の散策がおすすめです。
  3. ミーケービーチ
    世界の美しいビーチのひとつに挙げられる場所で、ほぼ年中泳げる穏やかな波が特徴です。

また、ダナンはカフェ文化が盛んで、数百円で本格的なコーヒーを楽しむことができます。特に、コンデンスミルクを使った「ベトナムコーヒー」は一度体験する価値ありです。

学生のうちに歴史や異文化に触れる経験ができる国

カンボジア – 王宮や博物館など文化に触れられる

カンボジア(プノンペン)のイメージ図
  • 平均予算:1日2,500〜4,500円で生活可

おすすめポイント

  • ドミトリーは1泊1,000円以下も多数
  • 英語が比較的通じるため言語の壁が低い
  • 現地ツアーが格安(アンコールワット日帰りツアーが2,000円〜)

アンコールワットは言わずと知れたカンボジアの象徴で、世界最大の宗教建築物として知られています。巨大な石造寺院群は朝日や夕日を背景にすると特に神秘的な姿を見せてくれます。

シェムリアップではナイトマーケットでローカルフードやお土産を格安で購入でき、プブストリートではバーやレストランが並びナイトライフを楽しめます。

プノンペンでは王宮や国立博物館で歴史を学び、トゥールスレン博物館ではカンボジアの悲しい過去に触れることができます。

節約ポイント
  • アンコールワットは3日券を購入して複数日に分けて観光するとコスパ良
  • ゲストハウスのコミュナルキッチンを利用して自炊
  • 移動はトゥクトゥクでなく安価なパスアプリ(PassApp)を活用

ネパール – 現地民と異文化交流しやすい

ネパール(カトマンズ)のイメージ図
  • 平均予算: 1日3,000〜5,000円で生活可

おすすめポイント

  • トレッキングコースが充実、長期滞在も費用がかからない
  • ヨガやメディテーションリトリートが格安
  • 親切な現地の人々と交流しやすい環境

カトマンズはネパールの首都で、ダルバール広場やスワヤンブナート(猿寺)など世界遺産が点在しています。タメル地区はバックパッカーの聖地として知られ、安価な宿やレストラン、トレッキング用品店が集まっています。

ポカラは美しいフェワ湖と雄大なアンナプルナ連峰を望む景勝地で、世界トップクラスのパラグライディングスポットとしても人気です。

アンナプルナベースキャンプトレッキングは初心者でも挑戦できる世界的な名コースで、雪をかぶった8,000m級の山々を間近で見られる感動体験ができます。

節約ポイント
  • トレッキング許可証(TIMS)とパーク入場料のみで自力トレッキングも可能
  • 地元の食堂(ローカルダバ)でダルバート(ネパール定食)を食べれば一食300円前後
  • 長期滞在向けのゲストハウスは月単位で借りると大幅割引(月3〜4万円)

航空会社の学生向け割引・特典プログラム

航空会社割引・特典内容対象・条件など公式サイト
キャセイ
パシフィック
航空
最大15%割引、追加受託手荷物 (路線・運賃による)、フライト変更(有料/無料の場合あり)学生 (要証明)、年齢制限の記載は見当たらずキャセイパシフィック航空 学割
エミレーツ航空エコノミー最大10%、プレミアムエコノミー・ビジネス最大5%割引、追加手荷物10kgまたは1個、柔軟な変更オプション16歳~31歳の学生 (要学生証/入学許可証)、要割引コードSTUDENTエミレーツ航空 学割
カタール航空Student Club: 10~20%割引、追加手荷物、日付変更無料(1回)、無料Wi-Fiなど18歳~30歳の学生 (要登録・証明)カタール航空 Student Club
ターキッシュ
エアラインズ
国際線最大15%割引、国内線最大20%割引、追加手荷物、無料変更(1回)学生 (要Miles&Smiles会員登録、学生認証)ターキッシュエアラインズ 学割
シンガポール航空特定運賃タイプで10%割引、受託手荷物許容量追加(最大50kg)、無料変更(1回)学生 (要クリスフライヤー会員登録、学生認証)シンガポール航空 学割
マレーシア航空MHexplorer: 最大30%割引、追加手荷物、友人・家族割引など13歳~26歳の学生 (要登録)マレーシア航空 MHexplorer
エールフランス航空学生運賃あり (割引率不明記)、受託手荷物2個まで無料学生 (要証明書、予約時に学生選択)エールフランス航空 学割
KLMオランダ航空学生運賃あり (割引率不明記)、受託手荷物優遇18歳~29歳の学生 (要証明書、予約時に学生選択、21日以上の旅行など条件あり)KLMオランダ航空 学割
スカンジナビア
航空 (SAS)
SAS Youth: 若者向け割引運賃 (実質50%以上割引の場合も)25歳以下 (特定のキャンペーンコード入力など)SAS YOUNG
エティハド航空10%割引留学生 (留学先往復のみなど条件あり)留学生キャンペーン
JALスカイメイト (国内線向けだが参考)満12歳以上25歳以下 (JMB会員/JALカード会員)JAL スカイメイト
ANAスマートU25 (国内線向けだが参考)満12歳以上25歳以下 (AMC会員)ANA スマートU25

航空券が安く購入できるタイミング

  • 予約は早めが基本
    • 多くの航空会社では、出発の2か月~6か月前が最も安くなりやすい
    • 特に国際線では早め予約で航空券が安くなる傾向が高い
  • 閑散期を狙う
    • 1月中旬~2月下旬、4月中旬~6月中旬、10月中旬~11月の間など、連休や休暇シーズンを外すと安価になりやすい
    • ゴールデンウィーク後や夏休み明け(9月初旬)なども比較的に価格が下がりやすい
  • 火曜日・水曜日・土曜日を狙う
    • フライト需要が少ないこれらの日は、運賃が安くなる傾向がある

航空券以外で安く海外旅行に行く方法

学生限定割引・特典・ツアー

会社・サービス名特典内容条件
ISIC(国際学生証)美術館や交通機関の割引(世界130カ国で特典あり)正規の学生であること
海外プログラム・
インターンなど
政府、企業、財団などが提供するプログラムや、海外インターン、ボランティアに参加すると費用負担が軽減される可能性プログラムへの参加
ユースホステル会員証世界中のユースホステルで割引(一部施設で優先予約権)年齢制限なし
奨学金渡航費を含む奨学金で海外留学詳細条件は「日本学生支援機構」を参照
学生向け旅行代理店・サイト楽天トラベル、エアトリ、日本旅行、大学生協などによる学生向けプラン割引各種代理店・サイトにより条件が異なる
世界各国での学生特典の例
  • EU諸国:学生証提示で多くの美術館・博物館が無料または半額
  • 英国:鉄道の若者割引カード(16-25 Railcard)で30%オフ
  • オーストラリア:州によって異なるが公共交通機関が30-50%オフ
  • アメリカ:アムトラック鉄道の学生割引(15%オフ)、博物館の学生料金

ワーキングホリデービザを使えば、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどで滞在しながら就労が可能です。

最長1年間(国によっては2年)の滞在が認められ、現地で働きながら旅行資金を稼ぐことができます。

ファームステイやカフェ、ホテルなどでの仕事が一般的で、時給は日本より高いケースが多いです(オーストラリアなら時給2,500円前後)。

注意点
  • 申請は各国の大使館・領事館またはオンラインで
  • 国によって年齢制限あり(通常18〜30歳、一部31歳まで)
  • 最低限の資金証明が必要(約30〜50万円程度)
  • 国ごとに年間の発給数に制限あり(早めの申請を推奨)

宿泊費を節約するためのホテル・ホステルの選び方

宿泊費は大きな出費となるため、適切な施設選びが節約に直結します。

宿泊施設の種類と選び方

  • ホステル
    • コストを抑えられる上に、他の旅行者との交流も楽しめる
    • 共同部屋(ドミトリー)は一泊数千円で利用可能
  • アパートメント型の宿泊施設
    • キッチン設備が整っていることが多く、自炊することでさらに節約が可能
  • ゲストハウス
    • 家庭的な雰囲気で安価、ローカルな旅行体験ができるのも魅力

節約のためのポイント

  • 立地を吟味
    • 観光スポットから近ければ、移動費の節約につながる
  • 早期予約を活用
    • 早期割引やキャンペーンの利用で宿泊費用を抑える
  • 長期割引を利用
    • 同じ施設に複数泊する場合、連泊割引が適用されることがある
  • ホステルを選ぶときの留意点
    • セキュリティや共有スペースの清潔さに注意
    • 女性旅行者は、女性専用の部屋があるホステルなど、安全対策がなされている施設を選ぶ

宿泊施設の比較表

要素ホテルホステルアパートメント型
費用高い安い中程度
プライバシー高い低い高い
交流の機会少ない多い少ない
設備整っている基本的キッチン設備あり

格安で海外旅行を楽しむためには、航空券の賢い選択と適切な宿泊施設選びが重要です。

また、タイミングや立地、施設の特徴を見極めて選択することで、旅を一層楽しむことができるでしょう。

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学生の海外旅行におすすめのクレジットカード

学生の海外旅行では、手軽で安全な支払い方法としてクレジットカードが非常に便利です。以下におすすめのカードとその特徴を紹介します。

カード名年会費海外旅行保険特典・ポイントおすすめポイント
JCB CARD W/VISA学生カード無料自動付帯 最大2,000万円JCBの優待施設利用可学生向け審査、海外保険自動付帯
エポスカード無料利用付帯 最大500万円提携店での割引特典即日発行可能、海外ATM手数料サポート
楽天カード無料利用付帯 最大2,000万円楽天ポイント還元率1%以上高還元率、国際ブランド選択可
三井住友カード(デジタル)無料利用付帯 最大2,000万円Vポイント還元タッチ決済対応で海外でもスムーズ

学生が海外で使うクレジットカードを選ぶときのポイント

  1. 年会費が無料のカードを選ぶ
    学生は収入が限られているため、維持費がかからないカードが最適
  2. 海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶ
    万が一の病気やケガに備え、保険が自動付帯しているとさらに安心
  3. 国際ブランドを確認する
    VISA、Mastercardは世界中で使用可能
    ※訪問先によって使えるブランドを確認しましょう
  4. セキュリティ機能を確認する
    不正利用時の補償や、スマホアプリでの利用通知機能があると安心
  5. 為替レートやサービス手数料を確認する
    海外利用時の手数料が低いカードを選ぶと節約になる

学生の海外旅行時のおすすめ組み合わせ

最も安心できる組み合わせは「学生専用カード(自動付帯保険あり)」をメインに、バックアップとして「エポスカード」や「楽天カード」を持っておくことです。

これにより、1枚が使えなくなった場合でも対応できますし、保険の補償範囲も広がります。

また、訪問先の国によって使えるカードが異なる場合があるため、異なる国際ブランド(VISAとMastercardなど)の組み合わせがおすすめです。

学生が海外旅行に持っていくべき持ち物

学生の海外旅行では、予算を考えながら必要なものをしっかり持っていく必要があります。

カテゴリー持ち物重要度理由
渡航書類パスポート国境を越えるために必須。紛失すると大変
ビザ(必要な場合)訪問国により必要。事前確認を
航空券(Eチケット)搭乗手続きに必要
国際学生証(ISIC)学生割引で節約できる
宿泊予約確認書入国審査で聞かれることも
金融関連クレジットカード現金より安全で便利。複数枚あると安心
現地通貨到着直後の支払いに必要
デビットカード現地ATMで現金引き出し可能
通信機器スマートフォン連絡・情報収集に必須
モバイルバッテリー長時間外出時に必要
変換プラグ/アダプター電源確保に必須
eSIMインターネット接続確保
健康・安全常備薬急な体調不良に対応
処方薬(必要な場合)海外では入手困難
海外旅行保険証病院受診時に必要
マスク・除菌シート衛生管理に有効
衣類天候に合わせた服装季節・地域に適した服装
歩きやすい靴長時間の観光に必須
予備の下着・靴下予想外の滞在延長にも対応
その他デイパック日帰り観光時に便利
折りたたみ傘/レインコート急な天候変化に対応
簡単な会話集/翻訳アプリ言語の壁を低減
南京錠ホステル等での荷物保管に

まとめ:学生の海外旅行は計画と準備で格安に楽しめる

学生旅行では、物価の安いアジア諸国(インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ネパール)がおすすめ!

航空券は学生割引や早期予約を活用し、宿泊はホステルやゲストハウスを選べば大幅に節約できます。

また、国際学生証(ISIC)や学生向けクレジットカードの利用で特典や割引を受けられるほか、海外旅行保険も確保できます。バックアップ用カードや現地通貨、モバイルバッテリーなど必需品は忘れずに。

学生時代こそ、限られた予算でも世界中の文化や歴史に触れる貴重な経験ができる絶好の機会です。

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