TikTok禁止の国からVPNを使用してアクセスブロックを回避！
中国のテクノロジー企業であるByteDance(バイトダンス)が運営する動画共有サービスのTikTok(ティックトック)は、中国へのデータ共有、不適切コンテンツの配信・閲覧、若者への悪影響など、海外ではさまざまな理由により使用が禁止、あるいは禁止への検討がなされています。
現在、日本ではTikTokを禁止するような動きはありませんが、TikiTokが禁止されている国へ渡航することにより、現地では使用できなくなります。ただし、VPNを使用すれば、海外から日本のIPアドレス(ネットワーク)にアクセスしてTikTokが使用可能に！
VPNを使用することで、さまざまな国のIPアドレスに接続をして、まるで現地にいるかのように接続先のネットワークを利用できます。また、偽IPアドレスを用いるため個人情報を保護し、情報流出を防ぎます。
TikTokが禁止されている国からVPNで日本のIPアドレスに接続することで、アクセスブロックを回避しながら、安全にTikTokを使用することができます。海外旅行先、滞在先でもTikTokを使用したい人は、VPNを使用しましょう！
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TikTokが海外で禁止される理由
海外ではTikTokが禁止されている、あるいは禁止が検討されている国が多いです。
その理由はさまざまですが、多くの国で共通する禁止理由をピックアップしています。
個人データが外国企業や政府に共有されるリスク
TikTokでは、データプライバシー保護とセキュリティーリスクの問題点が懸念されています。
TikTokを利用することで、収集した個人データや企業データを外国企業や政府と共有する恐れがあり、多くの国で禁止されています。
TikTokが収集するデータの種類
TikTokでは、ブラウザのCookie(クッキー)からデータを収集しています。Cookieのデータからは、一般的に以下のような情報が収集されます。
- ユーザーがTikTokに滞在する時間
- ユーザーが動画にアクセスしてからスワイプして離れた時間
- 動画へのコメント
- お気に入りへの動画の追加
- 名前、年齢、電話番号、メールアドレスなどの基本的なログイン情報
- 位置情報データ
- IPアドレス
- 生体認証データ
これらのデータが海外に流出することを恐れている国が多いです。
TikTokを禁じる国が増えたことの発端は位置情報の不正入手
TikTokの使用を禁じる国が増えていることの発端は、一部ジャーナリストなどの位置情報を、TikTokを運営するByteDanceの社員が不正入手していたこと。
TikTokは、現在地から推定された3平方キロメートル(1.16平方マイル)以上の位置情報を取得するため、今いるおおよその場所がTikTokにバレます。
位置情報の設定を変更してオフにすることもできます。ただし、オフにした場合はあなたがどこにいるのかTikTok側がわからず、ニーズに合ったコンテンツを配信できないため、実質オフにできないようなもの。
このように、TikTokに情報を取得されることを危険視する国や政府機関が増え、禁止する動きが拡大しています。
不適切コンテンツから若者を保護
Z世代と呼ばれる10代から20代半ばまでの若者が、TikTokユーザーの3分の2を占めていると言われています。
TikTokでは手軽に動画を投稿・閲覧することができ、誰でも楽しめるメリットがありますが、投稿される動画に対する規制は不充分と言えるでしょう。
文化的な規範や価値観に反する動画もあれば、どこの誰かもわからない偽情報の動画もあります。それらの動画が拡散されやすく、若者の精神的な健康や情報リテラシーへの影響が懸念されていることから、TikTokを禁止している国が多いです。
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TikTokを禁止している国の一覧
TikTokを禁止している国を一覧で紹介します。ただし、TikTokを禁止する国は徐々に拡大していることや、全面的な禁止ではないケースもあります。
- アフガニスタン：全面的に禁止
- オーストラリア：政府発行デバイスでのアクセス禁止
- ベルギー：政府発行デバイスでのアクセス禁止
- カナダ：政府発行デバイスでのアクセス禁止
- 中国：中国本土で禁止
- デンマーク：仕事用デバイスでのアクセス禁止
- EU：職員デバイスからのアクセス禁止
- フランス：政府職員のデバイスからのSNS禁止
- インド：中国製アプリの全面禁止
- インドネシア：オンライン小売機能の使用禁止
- ラトビア：外務省デバイスで禁止
- オランダ：仕事用デバイスからのアクセス禁止
- ネパール：全面的な禁止
- ニュージーランド：仕事用デバイスからのアクセス禁止
- ノルウェー：仕事用デバイスからのアクセス禁止
- パキスタン：繰り返しの一時的な禁止
- ソマリア：事実上の全面禁止
- 台湾：政府デバイスからのアクセス禁止
- イギリス：公職員のデバイスからのアクセス禁止
- アメリカ：禁止に向けての協議中
上記の一覧表に記載がある国では、大なり小なりTikTokが禁止されています。
米国では、2024年3月13日にソーシャルメディアアプリ(TikTok)を6か月以内に売却しなければ米国の店舗やWebサイトからのアクセスを禁止することを求める法案を可決し、同4月24日にバイデン大統領が署名をして可決されました。
いまは禁止されていなくても、あなたが渡航する予定の国が、渡航時にはTikTokを禁止している可能性もあります。
渡航先でもTikTokを使用したい、個人情報を保護して安全にアクセスしたい人はVPNを使用しましょう。
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TikTok禁止の国から安全にアクセスする方法
TikTok禁止の国から、日本のネットワークにアクセスして安全にTikTokを利用する方法は、VPN(Virtual Private Network：仮想プライベートネットワーク)を使用することです。
VPNは、さまざまな国のIPアドレスにアクセスできるサービスで、個人IPアドレスを隠し、偽IPアドレスを使用することで個人の特定を防ぎます。また、接続元と接続先のあいだに仮想のトンネルを形成し、ネットワーク間の通信の傍受をシャットアウトします。
TikTokにおすすめのVPNサービス
TikTok禁止の国からアクセスブロックを回避するために、おすすめのVPNは「NordVPN」です。
NordVPNは、世界60カ国にわたり6,000台以上のサーバーを設置しているVPNサービス。
VPNの基本的なセキュリティはもちろんのこと、厳格なノーログポリシーでありログを一切記録しません。そのため、警察や政府機関であっても個人を特定することは困難です。
ログ記録を残すことを法律に定めている国でサービスを提供しているにもかかわらず、ノーログポリシーを謳っていてる他社VPNサービスも少なくありません。一見するとアクセスできる国が多く、メリットのように感じるかもしれませんが、個人情報が漏れる可能性があります。
一方、NordVPNではそのような国でサービスを提供しておらず、アクセスできるのは一切のログを記録しないネットワークサーバーのみです。NordVPNを利用すれば、TikTok禁止の国からでも安全にアクセスして利用することができます。
海外渡航先でもTikTokを使用したい、個人情報の漏洩を防いで安全にSNSやインターネットを利用したい、そのような人にNordVPNはおすすめです。30日間返金保証でリスクゼロなので、気軽に試してみましょう。
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TikTokに無料VPNを利用すべきではない
VPNサービスの中には、無料で提供しているものもありますが、無料VPNは利用すべきではありません。
無料VPNはセキュリティ機能が制限されていることがほとんどのため、ノーログポリシーが徹底されておらずログが記録される上に、個人情報の流出リスクが高いです。
禁止されている国からVPNを利用してTikTokにアクセスしたいのであれば、NordVPNでも月額ワンコイン程度から利用できるため、必ず有料VPNを利用してプライバシー保護を徹底しましょう。
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