誰でもできる！TikTokで動画を海外の人に見てもらう方法
TikTokで動画を海外の人に見てもらうために、海外への発信方法を紹介します。少しテクニカルな内容もありますが、やることは誰にでもできるような簡単な方法です。
ただし、いくつかの注意点があります。少し油断をするとに日本に最適化されて海外向けに配信できなくなる可能性があるため、しっかりと注意点も知っておきましょう。
あなたの投稿動画がTikTokで海外のおすすめに乗り、海外の人に見てもらうために、ぜひ参考にしてください。
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TikTokで海外のおすすめに乗る方法
TikTokで海外のおすすめに乗り、海外の人に投稿動画をみらもらうには、以下のような手順でおこないます。
- VPNアプリをインストール
- VPNで海外IPアドレスに接続する
- TikTokをインストールして新規アカウントを作成
- TikTok内の表示言語を設定
- 海外の動画を「いいね」「セーブ」
- 海外で人気のハッシュダグを活用して動画を投稿
なかでも、もっとも大切な手順が「VPNアプリをインストール」であり、この手順を最初におこなわないと後の手順がうまくいかなくなります。
VPNアプリをインストール
まず初めに、VPNアプリをインストールします。
VPN(Virtual Private Network：仮想プライベートネットワーク)を使用することで、日本にいることを隠し、まるで海外にいるかのように海外ネットワークにアクセスできます。
海外ネットワークに接続(海外IPアドレス使用)することで、TikTokに「海外に在住/滞在」していると認識させます。
海外の人に動画を見てもらうことや、海外のコンテンツを視聴することができるようになるには、VPNアプリのインストールがもっとも大切なことといえるでしょう。
TikTokにおすすめのVPNは「NordVPN」
TikTokにおすすめのVPNは、世界で最も信頼されているVPNのひとつであり、私も愛用している「NordVPN」です。アプリから、たったワンクリックで世界中のIPアドレスに接続できます。
NordVPNは有料VPNのため、まずは購入する必要があります。
無料VPNもありますが、セキュリティ上のリスクが高いことやネット接続速度の低下、通信の不安定性から避け、NordVPNのような信頼性の高い有料VPNを使用すべきです。
NordVPNは月額ワンコインほどで利用できるため、菓子パン3個〜４個分程度と思えばたいして気にならないでしょう。外食を1回我慢すれば、2か月分の料金が確保できます。
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VPNで海外IPアドレスに接続する
VPNアプリをインストールしたら、次にVPNをオンにして海外IPアドレスに接続します。
NordVPNであれば、接続したい国を選択してタップするだけ。「○○(国名) #××に接続しています」と、緑色の背景で表示されていればVPNがオンになっています。
これでTikTokで海外の人に動画を見てもらう、もっとも大切な準備が完了しました。
TikTokをインストールして新規アカウントを作成
次に、TikTokをインストールして、アカウントを作成します。
すでに既存のアカウントを所有し、そのアカウントで日本の動画を「いいね」「セーブ」していたり、配信したい国・地域以外の動画を視聴している人は、必ず新規アカウントを作成しましょう。
新規TikTokアカウントの作成にはさまざまな方法がありますが、どの方法を利用しても構いません。
- 電話番号またはメールで登録
- Apple ID
TikTok内の表示言語を設定
TikTok内の表示言語を設定します。
[設定とプライバシー] > [言語]をタップして、動画を配信したい地域の言語を選択します。
あなた自身がTikTokの動画を投稿するときに英語の文章や動画を投稿したとしても、表示言語が日本語だと、日本語によるコンテンツと認識される可能性があります。
TikiTokの正確なアルゴリズム(計算方法)はわかりませんが、位置情報と表示言語は、あなたの動画投稿がどこから発信され、誰に向けたコンテンツかを判断する基準として大きな割合を占めているといえます。
海外の動画を「いいね」「セーブ」
動画を配信する前に、まずは海外動画を「いいね」「セーブ」しましょう。
TikTokでは、コンテンツの最適化といって、「いいね」「セーブ」さらには「視聴時間」などから、あなたの興味関心がありそうな動画を表示(最適化)します。
VPNにより変更したIPアドレス(位置情報)や言語設定と合わせて、TikTokのアルゴリズムで、あなたのアカウントは海外向けに動画投稿していると判断してもらうための準備をします。
海外で人気のハッシュダグを活用して動画を投稿
視聴してほしい国のユーザーが好むような人気のハッシュタグをリサーチして、投稿動画につけます。
これまでの準備が問題なく実施できていれば、海外向けの配信として、動画が海外のおすすめに載る可能性が高まるでしょう。
ただし、TikTokのアルゴリズムを完全に把握・コントロールすることはできません。
米国住所を利用したUS Apple IDで、米国VPNに接続してからTikTokアカウントを作成する方法も試しましたが、米国以外のコンテンツもおすすめに表示されました。
日本から海外に向けた動画を、限定した国のユーザーに確実に投稿できるわけではなく、あくまでも可能性を高める方法ということは覚えておきましょう。
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TikTokで海外の人に動画を見てもらうために注意すべきこと
TikTokで海外の人に動画を見てもらうために、注意すべきことが2つあります。
この2つの注意点が守られないと、日本コンテンツに最適化されてしまい、動画投稿をしても海外向けにならなくなってしまう可能性がグッと高まります。
TikTokを開くときは必ずVPNをオンにする
TikTokを開くときは、必ずVPNをオンにして海外IPアドレスに切り替えましょう。
VPNをオフのままにしていると、あなた自身のIPアドレスが露出するためIPアドレスから位置情報が取得されて、日本のネットワークに接続していることがTikTokに知られます。
アカウントが日本向けに最適化されてしまい、日本向けコンテンツとして配信されてしまうため注意しましょう。
動画を見てもらいたい国・地域以外の動画は「いいね」「セーブ」しない
TikTokでは、さまざまな動画がおすすめに表示されますが、あなた自身が投稿した動画を見てもらいたい国・地域以外の動画は、「いいね」「セーブ」してはいけません。
ある程度アカウントが成長すれば問題ないと思われますが、この記事を読んでいるあなたがやってしまうと、TikTokのアルゴリズムによる最適化の影響をモロに受けてしまいます。
以下は視聴履歴の削除に関するTikTokのポリシー内容ですが、
あなたの視聴体験を最適化するため、TikTokは視聴履歴データを一定期間保存します。
TikTok「視聴履歴」
視聴履歴を削除しても一定期間にわたり履歴を保存するということは、普段のユーザー行動、つまりあなたがTikTokアプリ内でどのような行動をとっているか追跡されているということ。
もし普段から日本コンテンツを視聴していることがTikTokに認識されれば、あなた自身のアカウントも日本向けと判断されやすくなります。アカウント開設の初期は、視聴コンテンツにも注意を払いましょう。
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TikTok動画を海外向けに配信するときによくある誤解と考察
TikTok動画を海外向けに配信するとき、いくつかの誤解が散見されます。
いくつかの検証からわかったことから考察も含めて、誤解を解いていきましょう。
ソーシャルログインはTikTokのおすすめには影響しない
GoogleやFacebookといったソーシャルアカウントを利用したログイン方法を「ソーシャルログイン」と呼びます。
ソーシャルログインでは、各アカウントの情報を参照するため「日本」に最適化されてしまうという考えもありますが、ソーシャルログインはTikTokのおすすめに影響しません。
今回、Googleアカウントを2つ使い、1つは言語を日本語、もう1つは英語に設定して、それぞれソーシャルログインしましたが、どちらもTikTokの初期設定は日本語になりました。
TikTokの言語情報は、ソーシャルアカウントの情報も参照するものの、デバイスの設定に依存する要素が大きいと考えられます。TikTokの初期言語設定を英語にしたい場合は、デバイスの設定を英語にしておくと良いかもしれません。
海外SIMを使用したデバイス情報の変更は現実的ではない
スマホのSIMカードまたはeSIMが日本のものだと、日本在住と認識される可能性は確かにあります。海外SIMを利用すればデバイスそのものが海外と認識されるため間違いではないものの、正しくはありません。
海外SIMは現地のモバイル通信を利用して、現地インターネットをスムーズに利用できるようにするものです。日本では、基本的に海外SIMを使うことはできません。海外ローミングに対応している海外SIMであれば日本でも使用できますが、一瞬でデータを使い果たすでしょう。
eSIMであっても追加データを買い続けなくてはならず、現実的な手段とは言えません。SIMによるデバイス情報の変更ではなく、VPNを使用した海外IPアドレスによる位置情報の変更が現実的かつ経済的な手段といえます。
NordVPNであれば30日間返金対応しているため、まずはVPNで試してみましょう。
お気軽にご意見ください
コメント一覧 （4件）
お忙しい中の素早い回答有難うございました
NordVPNでアメリカ設定しティックトックGmailで登録して言語設定アメリカしてティックトックアカウント地域確認しましたら地域の項目すら表示されません
ちゃんと認識されてないのでしょうか？
動画は海外ばかり流れていました
アカント地域の項目すら表示されてない状態で海外向け動画発信してこのアカントで収益化できるでしょうか？
スマホそちらに送り設定してもらうことは可能か？
可能なら料金教えてください
それと設定完了し収益化までなっているとき機種変更をする場合の注意点ありますか？
それとアメリカ向け動画投稿してた場合アメリカティックトック禁止と決まったら途中収益やアカントは禁止なったらすぐ削除すればいいのでしょうかね？
ひとつのスマホで複数アカント作るためにソーシャルログイン大丈夫な種類教えてください
お忙しい中回答宜しくお願い致します
お忙しい中の素早い回答有難うございました
NordVPNでアメリカ設定しティックトックGmailで登録して言語設定アメリカしてティックトックアカウント地域確認しましたら地域の項目すら表示されてなく地域の上に表示されてる自分のGmailも不明か非登録か度忘れして全く覚えてないのですがティックトックアカントGmail登録したのに変な表示されていました
ちゃんと認識されてないのでしょうか？
動画は海外ばかり流れていました
アカント地域の項目すら表示されてない状態で海外向け動画発信してこのアカントで収益化できるでしょうか？
収益化ならないなら再度初めからやり直し設定しうまく地域の表示されなくここだけが問題としたらこちらからスマホそちらに送り設定してもらうことは可能か？
可能なら料金教えてください
それと全部うまく設定し収益化までなっているとき機種変更をする場合の注意点ありますか？
NordVPNを日本にしてその間はティックトック開かないようにさえすれば大丈夫ですか？
それとアメリカ向け動画投稿してた場合アメリカティックトック禁止と決まったら途中収益やアカントは禁止なったらすぐ削除すればいいのでしょうかね？
ひとつのスマホで複数アカント作るためにソーシャルログイン大丈夫な種類教えてください
お忙しい中回答宜しくお願い致します
お忙しい中申し訳ありませんが質問お願い致します
テクニック日本から海外向け発信するのにNordVPNで希望の国に設定後ティックトックにイントールするのは日本のアイフォンAppstoreで大丈夫ですか？
ティックトック登録後はアカウント地域はNordVPNで希望の国になってるのでしょうか？
ソーシャルログインはTikTokのおすすめに影響しませんとありますが問題なくおススメにのるてことですよね？
ソーシャルログインApple IDでするとき機種設定は日本言語も日本住所も日本ですが大丈夫ですか？
全てWi-Fiつなげたままで大丈夫ですか？
アメリカはこの先どうなるかわからないので別の国設定した方がいいと思いますか？
おススメ国あれば教えていただけないでしょうか
沢山の質問申し訳ありませんが
宜しくお願い致します
ご質問ありがとうございます。
まず前提として、TikTokのアルゴリズムは日々変化しているので、お伝えする情報で100%は保証できかねることをご理解ください。
以下、順不同でのご回答になります。(※長文になります)
①おすすめの国は目的による
何を目的として、どのような人に、どのようなことを配信したいのかによって、配信国は異なります。
TikTokで配信する目的を明確化することで、宮崎様に最適な国は絞り込めると思われます。
②Wi-Fiを繋げたままで問題ない
VPNを利用することでIPアドレスが変更されるため、Wi-Fi回線なのか、モバイル回線なのか、その判別はできなくなります。
また、VPNによってWi-Fi回線のプロバイダからの追跡も回避できます。常時WiFiで問題ありません。
③記事作成時点でソーシャルログインの設定は関係なし
記事作成時点でGoogleのソーシャルログインを利用し、日本と海外のアカウントを使用してみました。
言語設定はもちろん、アカウント作成時に日本と他国のプロファイルとしましたが、どちらのアカウントでもTikTokへの影響変化はありませんでした。
一方、Apple IDでのソーシャルログインは試していないため、日本の設定で可能かどうかはわかりかねます。配信したい国のApple IDを作成してアクセスする方が間違いはないと思われます。
ただ、Apple IDの作成には現地住所が必要になります。また、Apple IDの切り替え時に、現在は機種の基本設定にまで影響を及ぼします。(※米国Apple IDアカウントを持っていますが、同機種でID切り替えしてアプリ等へ影響してしまったことがあります)
ソーシャルログインにApple IDを利用しなければ、機種の設定は日本で問題ないと思われます。
あるいは、機種の言語設定は対象国にする、TikTokアプリインストール後にすぐトラッキング拒否設定をする、などの対策で懸念事項を少しでも除外できるのではないでしょうか。
④アカウント地域は基本的にVPN接続した国
アカウント作成後の地域はVPNで設定した国を対象とするはずですが、言語設定はソーシャルログインの情報を参照されます。
例えば、日本アカウトのGoogleアカウントでログインすると日本語がデフォルトで設定されます。ただし、記事で書いたように言語設定は地域指定で重要な要素と思われるため、TikTok内の言語をすぐに変更すること。
あるいは、より可能性の高い方法として、ソーシャルログインに使用するアカウントを海外で設定する(※Googleであれば、他国プロファイルの新規アカウントを作成する)ことで、TikTokアカウント作成後のデフォルトの言語設定を対象国にできると思われます。
⑤日本のAppStoreで問題ない
米国Apple IDを使用して米国のAppStoreでインストールしたTikTokアプリでも、VPNを解除してアプリにアクセスしたら日本設定になりました。逆を言えば、日本のAppStoreでインストールしても、VPN接続を繋いだ状態であれば問題ないと言えます。
冒頭で述べたように、ここまでやっても100%大丈夫とは言えません。TikTokに限らず、アプリやVODサービスなどとVPNではイタチごっこ状態なので…
ただ、上記の内容を理解した上で徹底することにより、狙った国に配信できる可能性が高まります。