Holaflyの徹底レビュー!データ制限に縛られない海外eSIM

Holafly(オラフライ)は、iPhoneやGalaxy、Google Pixelなど普段使っているスマートフォンを、たった数タップで現地通信に接続できる海外eSIMです。

200以上の国・地域に対応し、データ無制限eSIMを提供しているため、海外旅行中の調べ物やマップ(あるいはナビ)使用時に、データ量を気にするストレスから解放されます。

他のeSIMサービスと比較しても優れた選択肢となり得る「Holafly」を利用して、快適な海外旅行を実現しましょう。

目次

Holaflyの特徴と機能一覧

Holafly

Holafly(オラフライ)は、2018年より提供を開始した、アイルランド発祥のeSIMサービスです。

2018年のiPhone XR/XSの発売を境に日本国内でもeSIMが普及され始め、2020年から楽天、2021年からDocomo、Softbank、auなど主要な通信会社からeSIMが提供開始。

Holafly(オラフライ)のeSIMは、国内eSIMよりも歴史がある信頼性の高いサービスといえます。

項目特徴・機能
運営会社Holafly Limited
拠点アイルランド
対応国200以上の国・地域
データ量無制限
音声通話 
SMS 
初期費用無料
料金700円/日〜
※使用国による
有効期限1日〜90日
設定時間即時反映
追加購入可能
サポート24時間365日
メール・LINE
専用アプリ

海外旅行で役立つHolaflyの5つのメリット

海外旅行でHolaflyを使うメリットは、以下のとおりです。

世界200か所以上の国・地域の現地ネットワークを使える

Holafly eSIMは世界200か所以上の国・地域に対応しており、世界中どこにいても現地ネットワークを利用することができます。

渡航した国に対応していないeSIMサービスでは、データローミングを利用せざるを得ない可能性があります。しかし、データローミングは通信料金が高く、海外旅行後に高額請求のリスクがあります。

対応国が多いHolaflyなら、その心配は必要ありません

データローミングによる高額請求のリスクを回避しながら、現地ネットワークで快適に検索・マップ・SNSなどインターネットを楽しむことができます。

SIMカードやレンタルWi-Fiを管理する手間がかからない

HolaflyはeSIMサービスであり、SIMカードやレンタルWi-Fiのような物理的なものを管理する手間がかかりません

SIMカードやレンタルWi-Fiは、渡航前に購入して自宅、あるいは空港で受け取る必要があります。また、SIMカードは気軽に追加データ購入ができず、レンタルWi-Fiは充電や持ち運び、さらには返却する手間もかかります。

Holaflyならスマホひとつで管理できるため、余計なことを考えず、身軽に海外旅行を楽しむことができます。

たった数タップで誰でも簡単にセットアップ

HolaflyのeSIMは、購入してからアクティベートまでたったの数タップ

購入後、スマホにeSIMをインストールしておけば、渡航先に到着したらアクティベート(有効化)するだけで、すぐに現地通信でインターネットを利用できます。

購入からアクティベートまで複雑な入力項目はなく、技術的な知識も必要ありません。チュートリアルに沿って画面をタップするだけで誰でも簡単にセットアップできます。

Holafly購入後からアクティベートまでの流れはこちら

海外周遊ならエリアプランでeSIMの買い替え不要

Holaflyでは、海外周遊用の「エリアプラン」が提供されています。

特定の国に海外旅行へ行く人もいれば、ヨーロッパやアジア圏など複数国をまたいで周遊する人もいるでしょう。しかし、国を移動するたびにeSIMをセットアップするのは正直めんどくさい。

そんなときでも、Holaflyのエリアプランであれば、1つのeSIMで複数国をカバーできます。また、グローバルeSIMなら、113か国・地域に対応しており世界一周でもOK

買い替えが不要なエリアプランで、快適な旅を実現しましょう。

24時間365日いつでも安心なサポート対応

Holaflyでは、24時間365日チャットまたはLINEでいつでも相談できる、安心の日本語サポート体制をとっています。

初めてeSIMを購入した、初めて行く国でeSIMを設定する、通信の不具合が発生したなど、さまざまな悩みや疑問をいつでも相談できるのはうれしいですよね。

万が一の事態に備えてたサポート体制のあるeSIMを使いたい人は、Holaflyを選択すべきです。

知らないと後悔するHolaflyの4つのデメリット

Holaflyを使うデメリットは、以下のとおりです。

知らずに購入して「失敗した」と後悔しないように、しっかりと理解して利用しましょう。

SMSや音声通話は使えずデータ通信のみ

HolaflyのeSIMはデータ通信専用であり、電話番号付きのプランは提供していません

そのため、SMS(ショートメッセージ)や音声通話は利用することができませんが、LINEやSkypeなどネット回線での通話は可能です。

家族や友人との連絡には、ネット回線での通話を活用しましょう。

一部eSIMがテザリングに対応していない

HolaflyのeSIMは、国によってテザリング機能に対応していません。また、テザリング対応国であっても、500MB/日となっています。

「Holaflyはデータ無制限だから、どのデバイスも使い放題」と思っていると、思わぬ落とし穴にはまってしまいます。

テザリングを利用したい場合、あなたが渡航する国のeSIMがテザリングに対応しているか必ず確認しましょう。

現地通信で速度制限がかかる可能性がある

HolaflyのeSIMは、データ無制限という強みがありますが、通信速度に制限がかる可能性があります。

現地の通信会社によって、意図的に1日のデータ割当量がコントロールされる可能性があることを、Holafly公式サイトが述べています。

ごく稀ですが、遅くなることがあります。通信会社が、FUP(電波の公平利用のためのポリシー)に基づき、すべてのユーザーが最適な通信を行えるように対策を講じる場合があり、通常1日以内に解除されます。FUPによる速度制限はHolaflyの管轄外ですが、ご安心ください!制限の影響があった場合も、翌日には解除され、通常の通信速度に戻ります。

引用:Holafly公式サイト(よくある質問)

渡航する国や通信会社によりますが、通信速度が1日以内で制限を受ける可能性があることには留意しましょう。

アプリが日本語対応していない

Holaflyの公式サイトは日本語対応していますが、iOSアプリやAndroidアプリは日本語対応していません

eSIMの有効日数などを一目で確認するのにアプリは便利ですが、英語があまり得意でないという人は、少し使いづらさを感じるかもしれません。ただ、HolaflyのeSIMは、購入から設定までウェブ上でも可能です。

また、チュートリアルに沿えばむずかしいことはないため、それほど大きなデメリットではないでしょう。

Holafly eSIMの対応機種

Holaflyは、eSIM対応デバイスであれば利用できます。

主なメーカーデバイス
iPhoneiPhone XR/XS以降
Google PixelPixel 4以降
その他Samsung Galaxy、Huawei、Xiaomi、Sharp AQUOS、Sony Xperia、Motorola、Oppo、楽天モバイル、京セラ、ZTEの各種デバイス

eSIMを購入する前に、Holafly公式サイトにて現状の対応デバイスを必ず確認してください。

Holaflyの選べる2つの料金プラン

Holaflyの料金プランは、大きくわけて「国別プラン」と「エリアプラン」があります。

人気のプランの料金例を挙げていますが、あなたが渡航する国の料金は、必ずHolafly公式サイトで確認してください。

渡航する国ごとの国別プラン(例:韓国)

項目仕様
料金700円〜
利用日数1日〜90日
データ量無制限
SMS・音声通話未対応
韓国eSIMの料金と仕様

アーティストのコンサートや美容目的での渡航で人気の韓国は、日帰りで1日だけ、コンサート参加で3日など、日数のカスタマイズが自由自在で、データ無制限700円から利用することができます。

利用日数が長くなるほど割引率が高くお得になるため、韓国で使えるeSIMの選択肢として、Holaflyは最有力と言えるでしょう。

他200以上の国・地域のeSIM料金は、Holafly公式サイトをご確認ください。

複数国の周遊で役立つエリアプラン

項目仕様
料金700円〜
利用日数1日〜90日
データ量無制限
SMS・音声通話未対応
エリアプランの料金と仕様

※アジア・ヨーロッパ・アメリカ・北アメリカの料金(中南米、グローバルeSIMの料金は1,400円〜)

複数国を周遊する人向けのエリアプランは、700円から使うことができます。

中南米eSIMと、113か国対応のグローバルeSIMは1,400円からですが、いずれにしてもデータ無制限で、利用日数をカスタマイズ可能。複数国で使えるeSIMとして、格安といえるでしょう。

Holaflyを実際に利用した人の口コミ・評判

Holaflyを実際に利用した人の口コミを、Xから抜粋してみました。

良い口コミ

https://twitter.com/haggysjourney/status/1848488519255396789

VPN(仮想プライベートネットワーク)と併用しても快適に使用できた、手間もかからず快適にネットを利用できた、という口コミが見られました。

VPNは通信を暗号化するため、未使用の回線速度と比較しておよそ20%程度は速度が損なわれるものですが、それでも快適にネットを利用できたのであれば、HolaflyのeSIMは高速であるといえます。

また、中国、台湾などアジア圏、シドニーなどアメリカ圏など、さまざまな地域で快適に使用できていることは、どこで使っても大丈夫という安心感につながりますよね。

悪い口コミ

通信が遅い、接続が切れるなどの口コミは比較的に多く見られました。また、サポートに連絡したけど対応が遅いなどの声も聞かれます。

一方で、サポートを受けて問題が解決したという口コミも見られ、Xでのユーザー投稿に対してHolafly公式アカウントが逐一リプライを送っている様子も確認できます。

もしトラブルが発生した際には、すぐにHolaflyのサポートセンターへ連絡することで迅速なサポートを受けられるのではないでしょうか。

購入前に知っておくべきHolaflyの使い方

Holaflyの使い方は簡単ですが、購入前に知っておくことで、「間違えて渡航前にアクティベートしてしまった」「うまくeSIMをインストールできなかった」など、失敗せずにすみます。

以下では、iPhoneでのeSIMの「インストール方法」と「アクティベート方法」を解説します。

Androidなど、他のデバイスを使用している場合は、iPhone以外のデバイスでのeSIM設定方法を公式サイトで確認してください。

eSIMのインストール方法(渡航前)

eSIMのインストールは、渡航前に済ませておきましょう。

STEP
QRコードをスキャンしてインストール開始
Holaflyの設定方法(iPhone)①

Holafly eSIMを購入後、メール宛に送付されるQRコードをスキャンします。

自動的にeSIMがインストールが開始されるため、「続ける」をタップします。

STEP
モバイル通信設定を完了する
Holaflyの設定方法(iPhone)②

eSIMがデバイスにインストールされたら、「完了」をタップしてモバイル通信設定を完了します。

STEP
eSIMの名称を変更する
Holaflyの設定方法(iPhone)③

普段日本で使用しているeSIMと見分けやすくするために、購入したHolaflyのeSIMの名称を変更します。

「Holafly 〇〇」など、「Holafly」と「渡航先名」を合わせるとわかりやすいでしょう。

eSIMの名称を変更したら「続ける」をタップします。

STEP
デフォルト回線は「主回線」を選択する
Holaflyの設定方法(iPhone)④

デフォルト回線は「主回線」を選択します。主回線を選ぶことで、引き続き通話の発着信やSMSの送受信が可能です。

デフォルト回線を選択したら、「続ける」をタップします。

STEP
iMessageとFaceTimeは「主回線」を選択する
Holaflyの設定方法(iPhone)⑤

iMessageとFaceTimeは「主回線」を選択します。主回線を選ぶことで、使用中の電話番号で引き続き
iMessageとFaceTimeを利用することができます。

iMessageとFaceTimeの回線を選択したら、「続ける」をタップします。

STEP
モバイルデータ通信で「副回線」を選択する
Holaflyの設定方法(iPhone)⑥

モバイルデータ通信は、副回線(インストールしたHolafly eSIM)を選択します。

追加のローミング料金が発生しないように、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにしましょう。

モバイルデータ通信で使用する回線を選択したら、「続ける」をタップします。

※画像は「完了」となっていますが、「続ける」です

STEP
優先回線は「主回線」を選択する
Holaflyの設定方法(iPhone)⑦

「優先モバイル通信プラン」は「主回線」を選択し、「完了」をタップします。

※画像は「続ける」となっていますが、「完了」です

これでHolafly eSIMをデバイスにインストールできました。

eSIMのアクティベート方法(渡航先に到着後)

eSIMはアクティベートすると利用日数がカウントされるため、渡航先に到着してから、以下の方法でeSIM をアクティベートしましょう。

STEP
モバイル通信を開く
Holaflyのアクティベート方法(iPhone)①

iPhoneの「設定」を開き、「モバイル通信」をタップします。

STEP
副回線を選択する
Holaflyのアクティベート方法(iPhone)②

SIMのリストから、副回線(事前にインストールしたHolafly eSIM)を選択します。

STEP
回線・データローミングをオンにする
Holaflyのアクティベート方法(iPhone)③

「この回線をオンにする」と「データローミング」をタップしてオンにします。

これでeSIMのアクティベートが完了しました。

渡航先の現地ネットワークを使用して、快適なインターネット通信を利用することができます。

まとめ | Holaflyで海外周遊中も自由にネット接続!

HolaflyのeSIMは、スマホひとつで手間もかからず、海外周遊中も自由にインターネットを利用できます。

Holaflyのメリット・デメリットを簡単にまとめると、以下の通りです。

メリットデメリット
世界200か所以上の国・地域に対応
SIMカードやレンタルWi-Fiより管理がラク
数タップで簡単に設定が可能
複数国を1つのeSIMでカバーするエリアプラン
24時間365日の安心な日本語サポート
データ通信プランのみ
一部eSIMはテザリング不可
1日以内の速度制限の可能性
アプリが日本語に非対応

Holaflyは2018年からリリースされており、日本国内の通信会社がeSIM対応する前からサービス提供している、信頼性の高いeSIMサービスです。

Holafly eSIMで、荷物を少なく身軽にわずらわしい設定がなく気軽にデータ無制限で自由にストレスフリーな海外旅行を楽しみましょう!

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この記事を書いた人

Takeshi Hamayaのアバター Takeshi Hamaya BLST WEB代表

BLST WEB 代表 で、SEOコンサルタント。 Googleアナリティクス個人認定資格や Google 広告の測定認定資格を所有しており、サイト表示速度改善サービスを提供するなど、WordPress / アクセス解析を得意としている。

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